独学で診療報酬請求事務能力認定試験の歯科に合格する

診療報酬請求の歯科に合格するまでの記録を覚え書き

はじめに

 

① 独学で試験合格を目指している人のブログに歯科が全く見当たらない

・受験を決めた時期

以前から気になっていた【診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)】を受験しようと決めたのは、2018年の3月ごろでした。

予めネット検索などから得た情報から、診療報酬は二年に一度改定されると知り、2018年頭から勉強し始めることが最適だと考えて計画を立てていきます。

※試験は7月と12月の年二回実施のため、次の改定までは計四回の受験チャンスがある。

 

・受験予定の試験日

2018年12月16日(日)第49回試験

※2018年4月に診療報酬が改定されたため、7月受験となると実質三ヶ月しか改定後の点数に触れる時間がないと考え余裕をもって12月受験を目標にしました。

 

・試験科目 歯科

・勉強方法 独学

 

② ブログ立ち上げのきっかけ

学生の頃なら時間に余裕はあったものの、社会人の自分にはスクールに通う時間はなかったので一旦は通信講座も考えました。しかし、ユー◯ャンのボールペン字すら早々に挫折したのでそれも難しいと思い直し…

つまり独学しか選択肢がない、という結論に。

 

万一不合格だった場合でもスクールや通信講座ほど金銭的にも痛手が少ないという理由から、独学一択に! 

上記の過程を経て、一先ずネットで独学合格した事例を調べよう!!となるものの、医科はともかく歯科に関する情報がとんでもなく少ないため心が折れかけるまでが一連の流れでした。

※歯科を受験する人数も医科に比べ圧倒的に少なく、各社の解答速報も医科のみで歯科はほぼスルーされているのが現状です。

もし今回独学で合格することができたら、自分の記録がてらブログにでも記事を作るのも楽しそうだ、という流れで今に至ります。これから歯科を受けようとしている人の助けになりますよーに、という願いも少し。

 

③ 診療報酬請求事務能力認定試験とは

詳しくは以下を参考に。医療事務系の資格では難度が高く、合格率も三割程度とのこと。おそらく実務に慣れ親しんでいる人の方が取っ付き易い内容かと思われます。
他のいろいろなブログで詳しく書いてくれている人がいるので、それらに目を通すこともおすすめ。

www.shaho.co.jp

 

④ ざっくりとした勉強計画

開始前

2018年4月:診療報酬改定に合わせてテキストを揃える

2018年5月~夏まで:学科を勉強

2018年8月以降:実技を勉強

2018年12月:実際の試験形式で勉強

独学で合格を目指している人たちの勉強計画を参考にしつつ、九ヶ月ほどの勉強期間を予定。

 

結果

2018年4月:テキストを揃え始める

2018年5月:出版社ごとにテキストの販売時期が異なるため、予定していたものが未だ揃わず

2018年6月:過去問を用意

2018年8月ごろから:学科の勉強

20118年9月中旬ごろから:実技に手を付け始める

2018年11月下旬:試験形式で追い込み

スタートダッシュに時間がかかり、実際の勉強期間は五ヶ月弱に。

 

⑤ 受験結果

 合格

※第49回診療報酬請求事務能力認定試験実施結果は以下

 ◯受験者数/合格者数 医科(6,119人/1,738人) 歯科(95人/26人)

 ◯合格率 医科(28,4%) 歯科(27,4%)

 ◯合格ライン

   医科:学科(70点↑/100点満点) 平均点(70.9点)

      実技(80点↑/100点満点) 平均点(71.1点)

   歯科:学科(80点↑/100点満点) 平均点(62.1点)

      実技(80点↑/100点満点) 平均点(75.3点) 

昨年の歯科は、実技よりも学科の方が平均点が低かったとのこと。この試験は自分の合格点を知ることが出来ないことが残念な点です。

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次回以降の更新は

・テキストの準備について

・学科/実技の勉強方法

・勉強中の経過について

・当日の様子

などを予定しています。