12月の試験に向けて
定期的に更新するつもりがとっっっっってもサボっていました!
というわけで、記事内容をまとめ次第次の記事も早めに上げていきたいと思います。
更新日がはるか昔のブログほど虚しいものは無いので、今年12月に試験を受ける人の参考にわずかでも貢献できるよう…
今回の記事ではざっくり去年の振り返りを。
①2018年6月~
- 過去問を揃えに国立国会図書館へ
- 過去問(学科)を切り貼りしてノート作り
- 上記に満足してサボる
②2018年8月~
- いい加減ヤバいのではと考えお盆前あたりから勉強開始
- 通勤時の電車内で①-2で作成したノートをひたすら読む
- インプット作業に飽きる
③2018年9月中旬~
- 実技に手をつけ始めた結果わけがわからなすぎる
- とりあえず一枚、答えを丸写ししてみる
- 本当に出来るのか???と自信損失
- 10月中旬にはレセは書けるようになっていました
- ↑この時点で義歯の算定方法の意味不明さに頭を抱える
- 学科実技を通して練習してみた結果1時間半で一通り解くことが可能と判明
- イケるのでは????と自信回復
④2018年11月下旬~
- 1時間4分で実技5問を解く
- 11月中旬でレセ用紙が足りなくなったため、+50枚を追加で印刷
- ↑この時点で残り勉強可能な日数は6日(後ほど説明)
- 11月下旬に約7時間で実技を30問、1問あたり15分計算
- 初見の問題を軽やかに解けるようになっていたらしい
- 11月末には実技1問最短で7分
- 12月頭には平均4時間半に36問実技を解くペースが確立
- 試験前日の仕事後に2時間弱、学科ノートの見直し
昨年、試験勉強を始めるにあたって自分自身が悩んだ点について記事にしていければと考えています。
- 試験時間が学科と実技で3時間なのは知ってるけれど、勉強している皆さんどのくらいのスピードで解いてますか????
- とりあえず勉強記録メモするぞー!!
- わたしのスピードは目安にどうぞ
- 実技の勉強方法とは???
上記の疑問やら当時の勉強メモなどを記事に出来るよう頑張ります~
アクセス解析を見るとちょいちょい見に来てくださる方々がいるようなので更新率上げたいです!!!
疑問なことがあったらお気軽にコメントまでどうぞ~
↑とか書かれてても難しいのが人の性でしょうけれど、歯科勉強してる方のお力になりたいので!という建前のもと本音は承認欲求が半端ないためです!!!!!
テキストの準備
このページでは、今回の試験に向けて使用したテキストについて紹介していきます。
歯科についての参考ブログが無いため試験勉強のためのテキストに何が必要なのかも分からず、どれが正解なのか分からず手探りで探し出したものを紹介していこうと思います。
では、以下本文です。
私が勉強し始めた頃、”診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)”を学ぶためのテキストというものは見つけることが出来ませんでした。
それから、市販の過去問も歯科に関しては販売されていないのが現実です。
この試験は学科と実技の二部構成となっており、以下はその詳細です。
学科:全20問、1問が4つの文章で構成されていてその文章の正誤を問う問題
実技:全3問、診療録(カルテ)から診療報酬請求明細書(レセプト)を作成する問題
市販されている医学通信社の予想問題集を書店で見てみましたが、歯科には対応していませんでした。
そんなわけで、以下に並べるものは人によっては必要最低限のものになるかもしれません。私自身はこれらのテキスト(+@)で合格したので、これから試験を受ける方の参考程度になれば嬉しいです。
①使用テキスト
・歯科診療報酬点数表 平成30年4月版(社会保険研究所)
これは、絶対的に必要不可欠です。今から7月もしくは12月の試験を目指すのならば、平成30年4月版を購入すれば対応できると思います。
※今年の秋に消費税が改定される関係で、診療報酬も変わることは通知されています。詳しくは随時厚労省のHPなどを確認することをおすすめします。
・事例で学ぶ 歯科レセプト 作成と点検(社会保険研究所)
実技の対策をするにあたり、痒いところに手が届く感覚のテキストです。あると便利。私はテキスト購入時に診療報酬改定後に発売されるだろう新版が待ちきれず、平成28年4月版を購入しました。点数こそ僅かに変わっているもの、前述した点数表と照らし合わせて確認すれば対して問題もないので早めに欲しいという方は古い年代のものでも対応可能だと思います。
②過去問の準備
前述の通り、歯科の過去問は市販されていないので書店以外で準備する必要があります。
歯科の過去問ですが、国立国会図書館に所蔵されている『社会保険旬報』という雑誌で確認できます。
国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online
上記リンクでは国立国会図書館の所蔵物をオンライン上で検索できます。
私は上記の『社会保険旬報』から、過去5年分ちょっと(年2回×6,7年分で13回分ほど)を複写依頼し、過去問として準備しました。
直接出向いて複写依頼することはもちろん、遠方の方向けにオンライン上で複写依頼も可能なのでご自分にあった方法で準備してみてください。
あまりに昔のものだと、診療点数が現在と大幅に異なることがあるので余計な混乱を避けるためにも過去数年分程度の複写で十分だと思います。
③実技試験用の診療報酬明細書(レセプト)用紙の準備
ソラストのオンラインショップを利用してレセプト用紙の準備をしました。
歯科一般が48枚、加算が16枚のセットです。私は1セットを購入しましたが、加算用の用紙は使用しなかったものの一般48枚では足りなかったので、以下のサイトも利用しました。
東京都国民健康保険団体連合会(ネット検索してヒットしたページ)から、歯科レセプト用紙を印刷して使用していました。
詳しくは後ほど改めて記事にしますが、試験当日に配布される実技用のレセプト用紙には点数の記載がありません。点数表を参考に記入していけば良いのですが、自分でも不安な場合は上記で使用していたレセプト用紙を参考にすることが出来るのでオススメです。
ざっくりですが、試験に向けて準備したものは以上です。
次回の更新では、上記を使用した勉強方法について紹介します。
はじめに
① 独学で試験合格を目指している人のブログに歯科が全く見当たらない
・受験を決めた時期
以前から気になっていた【診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)】を受験しようと決めたのは、2018年の3月ごろでした。
予めネット検索などから得た情報から、診療報酬は二年に一度改定されると知り、2018年頭から勉強し始めることが最適だと考えて計画を立てていきます。
※試験は7月と12月の年二回実施のため、次の改定までは計四回の受験チャンスがある。
・受験予定の試験日
2018年12月16日(日)第49回試験
※2018年4月に診療報酬が改定されたため、7月受験となると実質三ヶ月しか改定後の点数に触れる時間がないと考え余裕をもって12月受験を目標にしました。
・試験科目 歯科
・勉強方法 独学
② ブログ立ち上げのきっかけ
学生の頃なら時間に余裕はあったものの、社会人の自分にはスクールに通う時間はなかったので一旦は通信講座も考えました。しかし、ユー◯ャンのボールペン字すら早々に挫折したのでそれも難しいと思い直し…
つまり独学しか選択肢がない、という結論に。
万一不合格だった場合でもスクールや通信講座ほど金銭的にも痛手が少ないという理由から、独学一択に!
上記の過程を経て、一先ずネットで独学合格した事例を調べよう!!となるものの、医科はともかく歯科に関する情報がとんでもなく少ないため心が折れかけるまでが一連の流れでした。
※歯科を受験する人数も医科に比べ圧倒的に少なく、各社の解答速報も医科のみで歯科はほぼスルーされているのが現状です。
もし今回独学で合格することができたら、自分の記録がてらブログにでも記事を作るのも楽しそうだ、という流れで今に至ります。これから歯科を受けようとしている人の助けになりますよーに、という願いも少し。
③ 診療報酬請求事務能力認定試験とは
詳しくは以下を参考に。医療事務系の資格では難度が高く、合格率も三割程度とのこと。おそらく実務に慣れ親しんでいる人の方が取っ付き易い内容かと思われます。
他のいろいろなブログで詳しく書いてくれている人がいるので、それらに目を通すこともおすすめ。
④ ざっくりとした勉強計画
開始前
2018年4月:診療報酬改定に合わせてテキストを揃える
2018年5月~夏まで:学科を勉強
2018年8月以降:実技を勉強
2018年12月:実際の試験形式で勉強
独学で合格を目指している人たちの勉強計画を参考にしつつ、九ヶ月ほどの勉強期間を予定。
結果
2018年4月:テキストを揃え始める
2018年5月:出版社ごとにテキストの販売時期が異なるため、予定していたものが未だ揃わず
2018年6月:過去問を用意
2018年8月ごろから:学科の勉強
20118年9月中旬ごろから:実技に手を付け始める
2018年11月下旬:試験形式で追い込み
スタートダッシュに時間がかかり、実際の勉強期間は五ヶ月弱に。
⑤ 受験結果
合格
※第49回診療報酬請求事務能力認定試験実施結果は以下
◯受験者数/合格者数 医科(6,119人/1,738人) 歯科(95人/26人)
◯合格率 医科(28,4%) 歯科(27,4%)
◯合格ライン
医科:学科(70点↑/100点満点) 平均点(70.9点)
実技(80点↑/100点満点) 平均点(71.1点)
歯科:学科(80点↑/100点満点) 平均点(62.1点)
実技(80点↑/100点満点) 平均点(75.3点)
昨年の歯科は、実技よりも学科の方が平均点が低かったとのこと。この試験は自分の合格点を知ることが出来ないことが残念な点です。
次回以降の更新は
・テキストの準備について
・学科/実技の勉強方法
・勉強中の経過について
・当日の様子
などを予定しています。